【相場観】トランプノミクスによるグレートローテーション現象と今後の世界相場予想(日経編)

トランプノミクスによるグレートローテーションと今後の世界相場予想

世界中から批判を受けて就任したトランプ大統領は、世界の警察を捨て、アメリカンファーストの元に、トランプノミクス相場を展開中です。

トランプ政権の内需拡大+法人税減税+大規模金融緩和などが実施され「国策に売りなし」の格言通りならば、短期的に、世界相場は以下のような動きになると予想されます。(グレートローテーション時の資金の流れです。)

<世界の投資商品の今後の予想>

・米株買い(2万ドルオーバーは史上最高値の青天井モード)
・ドル買い、円売り(トランプ政権が実質始まるハネムーン100日間は政策期待で上がる可能性高い)
・ドルペッグ通貨買い(香港ドル・エルサルバドルのコロン・中東産油国の一部・アジア諸国の一部など)
・世界中の国債債権は売り(グレートローテーションでは債権は売られる為。国の格付けの弱い国はデフォルトの可能性有り)
・商品先物買い(債権売りの額が大きいのでリスクマネーとして株以外にも商品先物に流入しやすい)

※グレートローテーションは、基本インフレ(円安)になるので、金・貴金属などの現物買いはリスクヘッジとしてオススメです!

また、トランプ政策の掲げる内需拡大から起こりつつあるグレートローテーションの流れと経緯はこちら。

【グレートローテーションとは?】

「グレートローテーションを一言で言えば、世界の投資資金が株式にシフトすることを言います。
また、2008年のリーマン・ショックからの約10年間、金融緩和や量的緩和を続けて刷り続けた世界中のお金の投資資金は株式から債券にシフトし続けました。

それにより、株価が大幅下落し、企業業績も落ち込んだため、安全投資先である債券に資金が流れてました。

しかし、米利上げによって債権価格の利回りが下がる(国債金利は上がる)事が予想されたら、今度は債券に集中していた投資マネーが株式に移動するという流れです。その大転換がグレートローテーションと呼ばれます」

リーマンショック時の大きな赤字を埋める為に、アメリカは米国債を大量に発行し、大規模金融緩和や量的緩和を実施し、更には世界中で通貨安競争や金融緩和合戦の挙句、史上最大級の債権バブルが作られてます。

その債権から株式への資金シフトのグレートローテーションが成功するかどうかはハッキリ言って疑問ですが、トランプ政策はグレートローテーションを前提に動いており、米国債金利上昇からみて序章は始まっていると見て良いでしょう。

米国債金利が上昇すると、日本のマイナス金利(実質0金利)を利用して、日本円を安い利息で借りて米国債の債権を始め、世界中の高金利商品や株式に投資する「円キャリートレード」などが活発になる事で、ドル円もリスクオン時には円安になりやすく、輸出関連株の多い日経平均は追い風となります。

また、マイナス金利先進国の欧州勢もECBのドラギ議長が金融緩和終了宣伝から引き締めを目指しています。

それに比べて、日本はアベノミクス相場で量的緩和+金融緩和+マイナス金利、更には、去年から導入しているイールドカーブコントロールという、日本の長期国債の金利をマイナスではなく、0パーセントに固定するために国債を日銀が買う(買いオペと呼ぶ)という方策を取っています。

これは、超長期国債で運用をメインでする保険会社や銀行などへの配慮と言ってますが、一言で言えば、円安誘導策でしかないです。トランプが経済に強かったら怒ると思います。

デフレ脱却を目指して、アベノミクス政策にイールドカーブコントロール、更には悪性のインフレを招くので禁じ手と言われるマネタイゼーション(政府が発行する国債を日銀が全部買い取る政策)まで行っており、先日の発表でビックリした人も多いかもしれませんが、日銀の日本国債保有率が40%突破と出てます。

これは、かなり危険な数値だと思われます。

日銀が2013年4月に量的・質的金融緩和を導入する直前の2013年3月末の日銀保有比率は約1%だったのが、たった4年足らずで40%を超えています。(今年1月末時点の日本国債の発行残高:約894兆3357億円の内、日銀保有残:約358兆1977億円)

この状態でも、日本国債を年間約80兆円購入し、イールドカーブコントロールで国債を買い続け、マネタイゼーションで政府の発行する国債を全額買っていってます。

※裏を返せば、イールドカーブコントロールは、長期金利上昇に伴う財政破たん確率上昇の顕在化を避けるためとも言われています。更には、年金基金運用(GPIF)でも日経225ETFや設備ETF買いを買い続けており、このまま日銀が日経225ETFを買い続ければ数年後には、日経主要企業のほとんどの大株主になってしまいます。

また、このままのペースで国債を購入し続けると、2020年の東京オリンピックくらいには、日本の国債を日銀が全部保有するペースで買っています。

ハッキリ言って何がしたいのか?と思う人も多いと思いますが、2013年のアベノミクススタート時点も日本の財政は非常に厳しい状況だったので、民間銀行が持ってる国債を全額買い取って、日本の国債を日銀が買い取って行くという「マネタイゼーション政策」がアベノミクスの本質と言われています。

更には、この政策はアメリカと株高を仕組んで行われた政策という噂なので、日本が失敗した次は、アメリカのトランプノミクスだ!と言わんばかりのリップサービスで、昨日の日米首脳会合前にも、2~3週間以内に大規模緩和を出すと発言して日経平均は約500円の上昇を見せました。

日本のアベノミクスは、実質的に何も成果は出なかったが、トランプに救われて株価は上がってきており、トランプノミクスのグレートローテーションが行われてる現在のハネムーン期間は、期待が先行するので、株価は上がりやすいものです。

実際の政策後の結果を見るまでは、相場というのは期待で上がって行きやすいので、日米共に、当面の株価上昇が期待できるタイミングと言えそうです!

日経平均の上昇を、利益に変える

・【1570】日経レバレッジ(日経平均の2倍の動きをするETF)の買い

ハイレバレッジで勝ちたいなら、
・日経225先物の買い
・日経オプションコール買いなどの手法があります。

今週からは、今年の一番の「出世株」や大型株の「大本命株」などを紹介して行きたいと思いますので、ご期待くださいませ。

お手持ちの銘柄、相場観、その他株式投資についてのご相談がありましたら、こちらからお問合せ下さい。他の方にとっても有益なご質問は、記事上で回答させて頂きます。

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