【今週の相場感】トランプ氏のロシアゲート問題は深刻化する? 20000円以上の日経平均株価は騙し上げの可能性もあり、注意を怠るべきではない。

【今週の相場感】
先週に日経平均は意外なタイミングで2万円を突破しました。
日経平均は、中小型株から大型株へ資金シフト。
材料系は強いでしょうが、中小型仕手株は厳しい展開が予想されます。
ココ最近、注目が集まった仮想通貨等も少し厳しい展開になるかもしれません。

今週木曜日、
「ロシアゲート問題に対するコミー前FBI長官証言」
が開催予定となります。

トランプショックになり兼ねない材料の1つであり、
今週は、週末はリスクオフになりやすいと想定。

ちなみに、コミー長官の証言は、かなり危険な内容になる可能性があります。
トランプ氏が強制的に辞任、という事は、みなさん意識の外のようですが、考えられる事です。

そして、トランプ氏に反対する米国民が多く、実は沢山の人たちが望んでいるといっても過言ではない。
国家レベルの組織を敵にまわしたトランプ氏に勝ち目はないかもしれません。

トランプ氏本人と副大統領とある程度の国民にしか、歓迎されていない現状です。
あとは相場で食べている方々。
トラブルメーカーで有名なトランプ氏。このままであるはずがない・・・という考え方もできます。

トランプ氏が弾劾辞任となれば、副大統領のペンス氏が変わりに大統領になる公算が高い。
しかし、ロシアゲート問題が、政権の司法への介入や、不正選挙による政権の正当性があるとなるとペンス氏も同罪となる為、継承順位2位のライアン下院議長が大統領権限を持つ事になります。

その時の株価はどうなるのかと言えば、トランプ氏の経済政策が議会を通過するかが不透明となれば、全ての歯車や期待して上がった相場に影響がでます。昨年の秋口から上昇した相場がすべて無下になると言っても過言ではない。
特に、連銀の米利上げペースに影響します。

※トランプ政策期待で、インフラ投資による内需活性/法人税減税などによる期待からドル高(利上げペース年3回予定)・株高となっていますが、政策ひとつで利上げペースは緩まざるを得ないので、一気にドルが売られたりする事で急激な円高リスク=日経株安リスクとつながります。(トランプ政策期待相場のスタート地点の日経17000円、ドル円103円に舞い戻りも十分に考えられる。)

トランプ氏の金融緩和バブル政策実行なら米国債金利上昇に伴い利上げは仕方ないとイエレン議長は睨んでいたと思いますが、誰が大統領権限を持ち、誰が政策を決めるのか?という不確実性が高まってきてるのは事実であり、大統領自身の弾劾リスクで先行きが不透明になってきています。

このような中での日経平均2万円超えは、騙し超えのようにも見えます。(半年のボックス相場を超えるとチャートで機関投資家達は買いを入れざるを得ない点や信用売り/先物売りの踏み上げなど。)
リスクを追いすぎるのは、ここからは辞めておくのが良い、と考えます。
少なくとも水曜、そして木曜。
このあたりは利確時が来るのではないか、と見るわけです。

【トランプ氏の説明責任は免れない】
トランプ政権のフリン前国家安全保障担当大統領補佐官は、就任前の昨年末に民間人の立場でありながらオバマ前政権の対ロ制裁について駐米ロシア大使と協議し、その事実をペンス副大統領らに隠していたことが明るみに出て2月に辞任した。

またトランプ大統領が、フリン氏に収賄などの刑事上の違法行為があったかどうかを調査中のFBIに対し、捜査を打ち切るよう求めたとされる疑惑が浮上し、その後のコミー前FBI長官の解任は、捜査中止要請に従わなかったためだと憶測されています。

米司法省は大統領選時のトランプ陣営とロシアとの癒着を巡る疑惑で、捜査を指揮する特別検察官にモラー元FBI長官を任命し、フリン氏の就任直後の辞任。

同氏を捜査していたFBI長官の突然の解任。政府による司法への介入疑惑。介入理由が政府関係者そのものの違法疑惑。
これらの疑惑からみて、トランプ氏の説明責任は免れないと思われる。

【現在の米国民の現状】

・複数の専門家は、その機会は意外に早く、幾つかの理由により就任から1年以内に弾劾または辞職に追い込まれると予測している。
また、遅かれ早かれトランプが公約した政策は多数の側面で変わることはほぼ確実であるため、彼の支持者が失望するかもしれない幾つかの兆候は既に現れている。

・トランプの勝利に反対する抗議は全米でエスカレートしている一方で、政権移行の準備は着々と進んでいる。

・大半の議会共和党はトランプを信用していないが、副大統領としてトランプ陣営の極右派議長スティーブンバノンに推薦された強固な保守派の次期副大統領マイク・ペンスを信頼している

・トランプは「安全保障に関して何か危険を犯す」か、または「私欲を肥やす」行動を取るかのどちらかの理由で「議会の共和党に弾劾される」と予告されている

・米国とメキシコの国境に壁を建設することを主張し、議会の反対があるにもかかわらず、コンクリートが注がれれば弾劾に導く可能性があると述べている

・共和党主流派の米国商工会議所の責任者は、トランプの対中国貿易戦争で、ウォルマート及びターゲットで売られている日常品の価格上昇を招き、民間人が反発した場合、弾劾の可能性があると示唆

・トランプはジュネーブ条約を「問題」と言っていることなどを含め、彼の政敵はトランプが「原理的に弾劾される事を望む事は確実である」と指摘

・ニューヨーク.タイムスは、大統領選の得票数がトランプの59,791,135票に対して、クリントンの人気投票数 60,071,781は約280,000票超過した。投票率の多かった候補者が 引き続き敗北している米国の選挙システムは歴史的に問題視している

・トランプが大統領に選出された結果に対する怒りの若いエネルギーは本物である。現在抗議に参加している人々は、憎悪より愛、除外より包含、閉鎖より開放、個人主義より地域社会主義、差別より平等を選び、それが真の民主主義である事を表明している

・大多数の抗議者は、書類のない移民の強制送還と巨大な壁の建設にも反対していると言われているが、それは非現実的であるばかりでなく、その非人道的な政策を強制的に押し通す大統領は弾劾への道を開く可能性があることを専門家は指摘している

※過去に弾劾された大統領は2人。1868年のアンドリュー・ジョンソン大統領と、1998年のビル・クリントン大統領。
 途中離任したのは、1974年のニクソン大統領のみで、弾劾裁判が不可避の状況下で、下院が訴追を決定する直前の辞任だったそうです。

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