【相場観】市場関係者の話

おはようございます。

今回の急落についての記事を見つけましたので紹介します。

 

10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続落した。その背景や今後の見通しについて市場関係者に聞いた。

■金利上昇、投資家が恐怖心

グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツの最高投資責任者、ウォルター・トッド氏 米長期金利が高水準となり、環境変化に応じて持ち高を調整する動きが進んできた。金利上昇が株売りの引き金となったのは今年2月の急落局面とよく似ている。当時を連想した投資家が恐怖心を抱き、10日の大きな下げにつながったのだろう。

S&P500種株価指数は長く下値支持線となってきた200日移動平均(2765付近)までは下げるだろう。ここでいったん落ち着くと期待したいが、9月下旬に付けた最高値から(200日移動平均まで)6%弱の下落率で止まるとは考えづらい。

目先は今週末から本格化する米企業の2018年7~9月決算に注目したい。決算に株価がどう反応するかが投資家心理を図るバロメーターになる。(NQNニューヨーク=森田理恵)

■長期の上昇基調、終盤に近づく

米国野村グループのインスティネットの米株式部門エグゼクティブ・ディレクター、フランク・カッペレリ氏 10日の米株急落は、長期にわたる上昇基調が終盤に近いことを示唆している。米長期金利の上昇をきっかけに、相場の方向感を示してきた「モメンタム株」が一斉に売られた。中でもアマゾン・ドット・コムの大幅下落は市場参加者の心理を冷やし、ハイテク株だけでなく消費財関連の売りに波及した。米株は当面、売り圧力に押されそうだ。

米株の予想変動率を示す変動性指数(VIX)が一時、不安心理を示す20を約半年ぶりに超えたのも相場の転機とみる。米株は米中貿易摩擦による景気や企業業績への影響や、米利上げ継続も改めて織り込み始めた。

今週後半から米企業の決算シーズンが始まるが、市場の期待に添う内容とならなければ一段と売りを誘いそうだ。(NQNニューヨーク=古江敦子)

■米企業業績は堅調、大きな調整なし

資産運用会社フォートピット・キャピタル・グループのシニアポートフォリオマネジャー、キム・フォレスト氏 10日の米株式相場が急落したのには複数の要因がある。米長期金利の上昇でハイテク株などに割高感が出たのに加え、米中の貿易摩擦が激化するとの警戒感も投資家心理を弱気に傾けた。

もっとも、米経済が不況に陥る気配は全くない。米企業業績も「堅調」と言える範囲だ。事業環境を見極めて銘柄を選び直す必要は出てくるかもしれないが、相場全体が大きく調整する展開は想定しにくい。

数年先を見越す投資家にとって、足元の相場急落で値ごろ感が出た銘柄が多いはず。第3四半期決算の発表が進むにつれて、過度の悲観が薄れて相場が上昇する可能性は十分にある。相場は米中関係の悪化を織り込みつつあるだけに、米政権が融和ムードを演出するようなら相場を大きく押し上げそうだ。(NQNニューヨーク=川内資子)

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