【本日の紹介銘柄値動き総括】さいか屋(8254)が一時120円越えの大幅高。全体相場はFOMC後のドル安展開
目次
本日の紹介銘柄値動き総括
相場観
【日経平均・海外・為替動向】
本日の相場もお疲れ様でした。
本日は、米FOMC後の相場が注目されました。
状態としては、FOMCで早期の利上げ観測が崩れ、しかも慎重に利上げしていくことを強調したイエレン氏の発言から、アメリカ株には好感、そして利上げが早まるという懸念は後退し、概ねアメリカの株式市場にとっては良い方向に進んだと考えられます。
日本にとっては、いい調整どころとなっているのではと思います。
5月後半には怒涛の上げ上げ相場がありましたし(そもそもセルインメイは根拠がない)、6月相場はギリシャ懸念から難しい相場となっており、むしろしっかり押すのであれば買い場が到来するであろうというのは紹介した通りで、そろそろ買いに向かってみたい雰囲気も出てきております。
さきほど、夜間日経先物で19870円をつけた。
その後堅調に推移しています。
チャートも巻き込んだうえで、理想的な調整どころは、19700円~19800円あたりかなというところですが、なかなか株というのは理想の理想はあらわれないことが多いですし、20000円以下は買っても面白いところだと見ます。
先物的には、20000円~19500円にかけて、複数回にわたって買いを入れれば、普通にいけばマイナスはないのではないか?と考えます。
ギリシャに関しては、すでに今回のユーロ圏財務相会合で合意する可能性は低いと相場も見ており、しかしそれを懸念もしていない様子。
今月はギリシャ問題を世論がどう考えるかという相場であり、思ったよりは懸念されておらず、ECBなどの量的緩和策などによりギリシャがデフォルトしたとしても持ちこたえることができる、というのが相場のセオリーになりつつあります。
数年前は量的緩和策もありませんでしたから、相当な懸念となりましたが、今や作り上げられたデフォルト含む金融対抗策により、IMF、債券側も強硬な対応に出ています。
さすがにデフォルトとなれば短期的には懸念されて一時的に安いところがあると思いますが、そのしっかり押したところは絶好の買い場になるでしょうし、デフォルトとならなければそこも逆に買い場、どちらにせよ買い場到来かとみております。
個別はIPOが出ているだけに難しい相場。
しかしながらセキュリティを筆頭に動きがあって、面白い相場といえますが、この膠着状態にいたっては2桁銘柄などが台頭。
紹介銘柄からは、さいか屋(8254) が90円台の仕込みから、本日一気に120円越えを見せました。
直近高値の130円越えなるか、注目です。
他、プラップJ(2449) などもいい動き見せました。陰線、大きく上髭ですが、仕込にも見え、ここからさらに注目されるという印象です。
トレイダーズ(8704) も材料待ちで、じっくり待つ。今月動く予想していますが、待ち銘柄。
他の銘柄もありますが、下で紹介していきたいと思います。
難しい相場ではありますが、個別もしっかり動いてきていますし、今後もしっかりと考えて相場を予想していきたいと思います。
【先物の狙いポイント】
もし、19700円~800円あれば、チャート的にも、狙いどころだと思います。
安全にいくならば、19700円~800円で仕込み、さらに万が一の19500円で仕込めるように動くのが良いでしょう。
紹介中銘柄
【上昇した銘柄】
さいか屋(8254)
本日120円越え。
動くときは動く銘柄です。
次の決算までに130円越えあるか。
プラップJ(2449)
引けにかけて下げたのはもったいないところ。1400円方向ではありました。
値動き的にもまだ終わっているような印象はない。
継続注目です。
アテクト(4241)
1000円どころはやはり、反発ラインと見える。
1086円引け、陽線。反発のローソク足。
継続注目です。
【スイングトレード銘柄(数日~数週間)】
トレイダーズ(8704)
こちらもバイオマスや新エネルギーをきっかけに、動きを見せてくるよなイメージで考えています。
いい動きとなりそうであり、136円などもありました。
引けは132円と中途半端ですが、ここからの動きに期待。
ストライダーズ(9816)
場中に紹介した通りです。
徐々に90円固めてきています。
来週からも期待。
近いうち一発あるかもしれません。
川本産業(3604)
あまりいい形の下落ではない。ただ、25日平均線沿いは買いと思います。
長期的には、ちょくちょく材料が出たりセクターごと動いたりする銘柄。
【仕込み銘柄(数週間~数か月)】
MCJ(6670)
利確後、再度IN。
530円~570円仕込むイメージ。
現在調整中。
こうしたところで持ち直してチャートを作って、再度600円試してくるような印象で考えています。
【リスク有り銘柄】
【監視銘柄】
トリケミカル研究所(4369)
窓埋めは面白いポイントでしょう。
その辺でチャートを作ってくると、いい買い場になると考えます。
現在は監視銘柄として、継続注目。
【利確&ロスカット&撤退銘柄】
モバイルファクトリー(3912)
エクストリーム(6033)
アクモス(6888)
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(9478)
エイシアンスター(8946)
燦キャピタル(2134)
CANBAS(4575)
アクロディア(3823)
これらは撤退としました。
ロスカットものもありますが、プラマイゼロのものも、リスクを回避するため一旦撤退としております。
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※『投資リスクについて』に記載された内容を十分にご理解いただきますようお願いいたします。