【IPO】3/28 上場 ズーム(6694)初値予想と銘柄評価。初値株価に投資妙味はあるか?

 

銘柄情報

◆会社名: ズーム(6694) 6694 株価と銘柄情報
◆事業内容:音楽用電子機器の開発および販売
◆関連セクター: 電気機器業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・JVCケンウッド(6632:東証1部)予想18.38
・TOA(6809:東証1部)予想162.22

◆公開価格 想定発行価格1460円 時価総額はOA含め、10.5億円程度 
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 有り。
◆大株主 VCと、(株)AGSコンサルティングなどの企業の他は、会社関係者。
◆ロックアップ 株主によって90日間・1.5倍と180日間
◆上場市場:JASDAQスタンダード
◆PER:8.0倍

所見

ここは、音楽用電子機器の開発及び販売を主な事業内容としている会社です。
開発自体は日本で行っていますが、現在、生産は全て生産委託先である中国の※EMS企業に外注しており自社工場は有していません。
※EMS…Electronics Manufacturing Serviceの略であり、EMS企業とは電子機器の受託生産を行う会社のこと。

中国で生産された製品は全てZOOM HK LTDからズームを通じて、米国向けはZOOM North America LLCへ、英国向けはZOOM UK Distribution LTDへ、その他地域向けは、各国の販売代理店へ販売されています。
製品自体は中国又は香港の倉庫から国内の倉庫又は各国の販売代理店へ直接出荷しています。
また、国内倉庫及び各国の販売代理店からは、直接または卸売を通じて楽器店や家電量販店、ネット通販業者などに出荷され、店頭あるいはインターネットにより最終顧客へ販売されます。

ズームは音楽用電子機器事業の単一セグメントとなっています。
主な製品は下記のカテゴリーに区分されます。

・ハンディオーディオレコーダー(HAR)
ズームのハンディオーディオレコーダーは、楽曲配信で使われるMP3のような圧縮されたデジタル音声では無く、非圧縮音声で録音する高音質リニアPCMレコーダーです。

・マルチエフェクター(MFX)
ズームのエフェクターは、デジタル処理を使った、複数のエフェクトを内蔵したマルチエフェクターです。
エフェクターとはギターやベース等の音色に変化を付ける機器で、単体のエフェクトペダルと、複数エフェクトが1つの筐体に内蔵されたマルチエフェクターに分類されます。
エフェクトは内蔵された種類を任意に組み合わせることが可能で、作成した音色は本体に記録して、フットスイッチを踏むことで、呼び出して使うことができます。

・ハンディビデオレコーダー(HVR)
ズームのハンディビデオレコーダーは、ハイレゾオーディオ音質での録音に対応した音楽用ビデオレコーダーです。
JEITA(電子情報技術産業協会)の定義では、サンプリング周波数(kHz)と量子化ビット数(bit)のいずれかがCDスペックを超えているものをハイレゾオーディオといいます。ここでいうCDスペックとは、16bit/44.1kHz又は48kHzです。
現在販売している製品ではハイビジョンと言われるHD画質に対応しています。

・マルチトラックレコーダー(MTR)
マルチトラックレコーダーは、複数のトラック(録音データの単位)を自由に選択し、録音/再生を行う事ができる録音機器です。
ベースとなる曲を作成し、別トラックに歌、更に別トラックに音階の異なる歌を録音するといった多重録音ができる製品です。

・モバイルデバイスアクセサリ(MDA)
モバイルデバイスアクセサリは、Apple Inc.により提供される「iOS」デバイスでレコーディングを行うことができる録音機器です。
具体的には、「iPhone」「iPad」「iPod touch」に対応しており、コンパクト設計のステレオマイクによって、オーディオ録音やビデオ撮影時の音声も、CD品質のステレオサウンドで収録できます。
・オーディオインターフェース(AIF)
オーディオインターフェースとは、コンピュータへの音声の出入り口になる製品です。
コンピュータ内では、デジタル信号しか受け付けないため、音声をコンピュータに入力する場合は、アナログからデジタルへ変換する必要があります。
コンピュータの音声を聞く場合は、デジタルからアナログへの変換をオーディオインターフェースが受け持つことになります。
ズームでは、平成26年5月にオーディオインターフェース単体としてTAC-2を発売しています。

・プロフェッショナルフィールドレコーダー(PFR)
プロフェッショナルフィールドレコーダーは、屋外での使用を想定した、映像関連産業やサウンドデザイナーなどのクリエーター向けのレコーダーです。
タイムコード(時間、時刻情報を符号化した電気信号)などの機能を備えています。

・エレクトロニックダンスミュージック(EDM)
EDMは電子音を多用したダンスミュージックで、欧米を中心に世界的な流行となっており、DJがEDMを鳴らし続けるクラブ型の音楽フェスティバルが流行しています。
円形のパッドは本体から取り外してワイヤレスで使用することができ、DJがステージを動き回りながら使用できる製品となっています。

業績・財務

ここからは、業績・財務面を見てみます。
売上高は大局的には上昇傾向ですが、各利益を見ると、年度ごとのバラツキが多く安定していません。
自己資本比率は75%、営業キャッシュフローと現金同等物はプラスとなっており、財務面での安定感はあります。

まとめ

音楽用機器を取り扱う会社ですが、業績自体は利益面でバラツキが見られ、将来性に不安を感じます。ただ、IPOとしては大株主にロックアップがしっかりかかっているので、需給面では良いかと思います。公募割れの可能性は低いかと思いますので、資金に余裕があれば申し込んでも良いのではないでしょうか。

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