【IPO】6月21日上場 コーア商事ホールディングス(9273)初値投資妙味はあるか?

今回は6/21に上場するIPO銘柄コーア商事ホールディングス(9273) 9273 株価と銘柄情報 を紹介します。

銘柄

◆会社名 :コーア商事ホールディングス(9273:東証2部)
◆事業内容 :ジェネリック医薬品原薬の仕入販売、製剤(医療用医薬品・一般用医薬品)の製造販売及び仕入販売、製剤に係る製造受託
◆関連セクター :卸売業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・アルフレッサHLD(2784:東証1部) 予想PER 19.51 ※医薬品卸売
・大木ヘルスケアHD(3151:JASDAQ) 予想PER 12.28 ※医薬品卸売
・スズケン(9987:東証1部) 予想PER 29.67 ※医薬品卸売
・イワキ(8095:東証1部) 予想PER 13.13 ※医薬品・医薬原料商社
・ダイト(4577:東証1部) 予想PER 16.10 ※医薬品原料製造・販売

◆公開価格 :想定発行価格 2,590円 時価総額はOA含め、85.5億円程度
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 :無し。
◆大株主 :会社関係者など。
◆ロックアップ :株主によって180日間
◆上場市場 :東証2部
◆PER :約11.5倍
◆主幹事 :三菱UFJモルガン・スタンレー証券

所見

コーア商事ホールディングスはジェネリック医薬品原薬の仕入れ販売を行なっている企業です。また製剤(医療用医薬品・一般用医薬品)の製造販売及び仕入販売、製剤に係る製造受託を行なっています。企業としては1991年設立されており、創業は27年となります。持ち株会社ですので、子会社は複数あり、コーア商事(株)・コーアイセイ(株)・コーアバイオテックベイ(株)・コーア製薬(株)となっています。
医薬品原薬の卸売ということで、医薬品メーカーとの取引が多いことが想定され、実際にジェネリック医薬品メーカーの日医工向けで売上高の15%程度を占めているようです。

業界の状況としては、政府も医療費の抑制を推進しており、2020年末までに後発薬シェアを80%以上にすることを目標に掲げています。2015年でシェアは60%弱の状況のため、それなりの市場余地は残っていると考えられます。医療費削減を削減する方向性とはいえ、削減のポイントにジェネリック医薬品は含まれてくるでしょう。また、今後は高齢者の増加も見込まれますし、自ずと医薬品におけるジェネリック医薬品のシェアは高まっていくため、企業にとっては追い風となりそうです。

次に業績・財務状況をみていきます。2016年6月期売上152.3億円、最終損益11.7億円、2017年6月期売上151.3億円、最終損益11.4億円、と並べると急成長というものではなく、堅調に経営しているようにみえます。今期は第3四半期時点で売上が104.9億円となっており、今期の着地の同程度の見込みでしょうか。見方によっては業績は頭打ちと判断される可能性もあるため、業績面に限っていえば上場時に人気化する魅力には欠けているのかもしれません。なお、今回のIPOで調達した資金は借入金の返済および製造にかかる設備投資に充てるそうです。

しかし、需給については良好です。大株主にベンチャーキャピタルはおらず、吸収金額が11.4億円と分類としては小型になるので、需要が供給を上回ることによる株価の上昇は期待できるポイントです。しかし、同日はZUUとSIGも上場することや、上場先が東証2部という点で、資金が他に流れる可能性がある点は注意しておいた方が良さそうです。

初値予想と評価

ジェネリック医薬品原薬の仕入販売、製材、東証2部、ということで初値はそれなりだと思います。

マザーズ市場の小型案件のように上昇はしないでしょうが、会社内容的に安く寄り付くこともなさそう。

 

PER10で2640円。

想定価格2590円。

そう考えると、3000円~4000円が妥当なところ。

もし3000円より安く寄り付くのであれば、妙味は出てくる。

割安、低PER、低PBRなど指標よし。

ロックアップあり。VC不在。安く寄り付くのであれば買い妙味はあります。

しかし、会社や市場を考えると大きく上昇はしづらいので、2500円~2800円あたりで寄り付けばということで可能性自体は低いと思います。監視はしておき、もし安く寄り付くのであれば狙うイメージでいきましょう。

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